予算別オススメBTOパソコン
- パソコンの値段が高くなったのは半導体が不足している為
- Intel製CPUの末尾についてるアルファベットの意味
- ゲーミングパソコン
- クリエイティブ(動画編集など)
- ビジネス or 動画視聴等のデイユース
- Ryzen 5000シリーズが良くない理由
まずはオススメのBTOパソコンを紹介する前に、どうして今のパソコンは高いのか。
その理由についてご説明いたします。
パソコンの値段が高くなったのは半導体が不足している為
コロナが大流行してから半導体が不足しているといったニュースを目にした方も多いと思います。
この「半導体」とは誤解を恐れずに説明するのであれば
トランジスタやダイオード、ICチップなどが当てはまります。
電化製品には「半導体」が多量に使われており、この半導体が不足しているためにパソコンの値段が高騰してしまっています。
では、どうして半導体が不足しているのでしょうか?
また、なぜ不足しているのなら生産数を増やさないのでしょうか?
理由は簡単、コロナ禍だからです。
コロナ禍により半導体生産工場の生産数が激減 -> 船や航空機などの本数が減り、半導体を作るための材料が入手しづらい状態
といった具合です。
人員も材料も減っているので、生産数を増やすことができません。
更にコロナ禍前には潤沢にあったと思われる余剰分も全て使い切ってしまい、半導体を使いたいメーカーが半導体メーカーに受注依頼をかけているのですが、どうやら2023年までは受注分の生産で手一杯で
半導体の中でもとりわけ「サブストレート」と呼ばれる部品が足りないようです。
この「サブストレート」は作るのに数か月もかかる代物で、おいそれと生産数を増やすことも難しいとか。
なので、パソコンの値段の高騰も少なくとも2023年の夏までは現状維持になると私は予想しています。
パソコンを買う際、時期が良いのか悪いのか気にされる方も多いですが、現状は「買い時」です。
価格が高騰する可能性は大いにありますが、大きく値下がりすることはまずありません。
なのでパソコンが欲しいと思ったら即買ってしまいましょう。
Intel製CPUの末尾についてるアルファベットの意味
F |
K |
KF |
CPUから映像を出すことができません | オーバークロック対応です | CPUから映像を出力することができない、オーバークロック対応CPUです |
そしてここからが本題。
パソコンをこれから買う方に向けて予算と目的別にオススメBTOパソコンを紹介します。
※全てデスクトップパソコン
ゲーミングパソコン
ゲーミングパソコンについてはプレイするゲームによりオススメするものが大きく変わりますが、予算別にこれを買っておけば間違いないものをご紹介します。
予算 |
製品名 |
価格 |
CPU |
GPU |
RAM |
SSD |
---|---|---|---|---|---|---|
~10万円 |
無し |
|||||
~15万円 |
RM5C-G60S |
¥139,980 |
Intel Core i5 12th |
GTX1660S |
16GB |
500GB |
~20万円 |
RM5C-R36T |
¥199,980 |
RTX3060Ti |
|||
~25万円 |
XA7C-R36T |
¥244,979 |
Intel Core i7 12th |
1TB |
||
XA7C-R37 |
¥259,980 |
RTX3070 |
||||
~30万円 |
ZA9C-R38 |
¥339,980 |
Intel Core i9 12th |
RTX3080 |
全てドスパラサイトの物で、特にオススメな物に関しては赤文字にしてあります。
ある程度画質を高くしつつ、快適にゲームをしたいのなら「XA7C-R37」、画質は気にせずプロゲーマーの競技用設定にする予定であれば「RM5C-R36T」が特にオススメです。
また、Ryzen搭載モデルもいくつかありますが12世代Intel CPUと比べるとコスパ”最悪”なので買わないほうが良いです。相性問題もあるし。
クリエイティブ(動画編集など)
このサイトを見て予算から選べば問題ないと思います。
ただし、4K60FPSの動画を編集したいです!でも予算は15万円以内です!といった無茶はできません。
4K動画を編集するなら少なくともRTX3070はほしいですし、搭載RAMを考えてもRTX3080レベルも視野に入れたほうが良いです。
ビジネス or 動画視聴等のデイユース
ミドルタワー、ミニタワー、スリムなど色々ありますがとりあえず
Magnate IMを買っておけば間違いないです。
Ryzen 5000シリーズが良くない理由
単純に性能に対しての価格が高すぎます。
Ryzen 5600XとCore i5 12400を比べた際、Core i5 12400のほうが19%ほど性能が高く、価格はRyzen 5600Xより40%ほど安く買う事が可能です。
5600Xと12400です。12400Fで値段を比べるとさらに安く購入できます。
Core i5 12600Kと比べた場合は目を覆いたくなるほど性能差があり、価格も安いです。
ゲーミングパソコン以外は簡単な紹介でしたが、概ねここに記載のあるものを買えば間違いありません。
この記事が見ている方のパソコン購入の一助になれば幸いです。
それでは。